●豊胸手術・注入法
「手術方法」
現在は、注入法というと自家組織つまり自分の腹部や太もも・おしり等から吸引した脂肪ですが、これを乳房に注入する方法がメインです。
「安全性」
以前は、ワセリン・パラフィンなどを直接注入していたので、乳房が変形したり、しこりができたりと、問題の多い手術でしたが、現在は自分の身体の一部をとって注入するため安全性などはアップしました。
「問題点」
脂肪組織は毛細血管から栄養をもらって生きているのですが、この組織を体外に一度出して、再び体内に入れるということを行うため、かなりの脂肪組織は定着せず死んでしまいます。このため、脂肪組織の定着率は30%が限界、平均値は10?20%というのが現状です。
これは、本来くっ付き合っている脂肪組織を、吸引機でボロボロに崩しながら吸い出すことで組織に無理がかかるせいだと言われています。
脂肪組織を丸ごと取ってしまえば組織の生存率はかなり高いのですが、こうやって切った脂肪組織を胸に入れるとすると、切った脂肪組織を入れられるだけのスペースを、胸を切って確保しなくてはなりませんので、胸に大きな傷が残ります。
また、大量に注入した場合、腫ようができる危険性もあるといわれています。
定着率の悪さなどから、2、3回の手術が必要になる場合も多いです。いずれにしてもワンカップ以上の乳房の増大を望まれる方の場合、この方法はお勧めできません。また、採取する余分な脂肪がない痩せた方は、この方法は不可能です。
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